こんにちは。

先日オープンさせていただいた生食用ぶどうの販売、初出荷ながら多くの方々にご購入いただき、本当にありがとうございました。

来年は、自分が1から植えた樹が3年目となり、まだ立派な房とはならないかもですが、少しはものになるかと思っています。

シャインマスカットはもちろん、まだ生産量が少ない最新品種も植えておりますので、ご期待いただければと思います。

  

さて、

生食用ぶどうの収穫・出荷とバタバタしながら、

今の畑のメイン品種となっている白ワイン用のシャルドネの収穫時期を、

毎週、果汁分析しながら探っていました。

9月下旬からまた雨多く日照不足で、全体的なぶどうの成熟が緩やかになってしまい、予定より少し引っ張りました。

今年は寒波まで早まった様で、うちにはまだありませんがカベルネ系等の晩生品種はより大変な年になりそうですね。

 

最終的に、10/17に自園のシャルドネとソーヴィニヨン・ブランをすべて収穫しました。

まだ自園ぶどうのみでワインが造れるほどの収量ではありませんが、

2年目の樹から、ここまでまとまったものが収穫できるとは思っていなかったので、

大切に、ワインとなるまでしっかりと育てていきたいと思います。

収穫直前のChardonnay

  

大きな醸造機器でやるには量少ないので、想い込めながら、一粒一粒、手除梗・手破砕。

その後、バスケットプレスにて、じっくりと圧搾しました。

糖度も、2年目の樹にしてはまずまず上出来と思います。Brix° 20.8。

低温発酵で、香りを大切に醸造できればと考えています。

また、今年はあくまで試験的にですが、ノンボルドー(銅イオン系殺菌剤不使用)で栽培を行ってきました。

その点でも、フレッシュさや華やかな香りが活きたワインができればと考えています。

Press(圧搾)へ向かうぶどう

  

今、仕込んでいるワインたちは、暖かくなる来春ごろにリリースできればと思っております!