少し時間が空いてしまいました。

 

今回は、全体的な近況をお伝えできればと思いますー(ワイン用ぶどう、生食用ぶどう、ポワレ用洋梨)。

それにしても今年は梅雨に入るまでは水不足の年で、梅雨入ったら入ったで反動で雑草の伸びが急激で、それぞれの栽培管理の中、バタバタの草刈の日々でおります…(-_-;)

 

そんな中ですが、

まず、メインのワイン用ぶどうは、

昨年定植した樹たちが2年目としてはかなり順調に進んでおり、当初は3年目からの収穫を想定していましたが、本年ある程度の収穫も見込める状況になってきました(今のところ)。ただ、もちろん若木中の若木なので、無理をすれば樹はダメージを受けるので、樹の様子を見ながら進めていきたいと思います。

こうして栽培している中で、2年目でここまで成ってくれる樹々たちに対して、これからの5年後・10年後・25年後、どこまで良いぶどう、そしてワインを生み出してもらえるかと、夢が膨らんでいっています。

2年目のシャルドネの様子(7/15)

 

草刈等バタバタの中で、生食用ぶどう造りの作業もちょうどこの時期が最大のピークを迎えています。

現在、ジベレリン処理の2回目が終わり、かなり粒が肥大してきています。

花が咲く蕾の段階で全長1/3以下程に切り詰めてますが、ここから更に一粒一粒確認しながら粒を抜いていき、綺麗な一房になるように調整をしていって、最後に傘かけ&袋かけをしていきます。

そこまでいけば少し落ち着けるというところですが、しばらくは鬼の摘粒の日々です。

子供の頃(いゃ、最近まで…)、ぶどうって(値段)高いなーって思ってたんですが、

こうして実際やってみるとやっぱりそれなりな栽培が求められるので、ここにきてやってみて腑に落ちました。まー、とにかく手がかかっているのです(^◇^;)

本摘粒後の藤稔。花咲いてからまだ1ヶ月ですが、すでにかなりデカイです。

 

さて、洋梨ですが、

先日Instagramにアップした親指サイズから1ヶ月半ほど経過し、拳サイズに成長してきました。

実は洋梨については、昨年の収穫物で、試験的にですがポワレ(洋梨のスパークリングワイン)の委託醸造を行いました。私も入り込ませていただいて醸造しましたが、全体的にはシードル(原料りんご)に近い感じでしたが、洋梨は味や香り成分が優しい分、醸造の中でよりデリケートな感覚を味わいました。

今シーズンからは本格的にしっかりと収穫できるように管理し、皆様にお届けできるポワレに仕上げたいと思って、日々栽培をしているところです。

洋梨の様子(7/15)

 

とりあえずの近況報告でしたが、

まずは形にできる様に日々頑張っています!!

 

そして、電気柵の設置も急がなければ….。このままでは全滅してしまうので。

ε≡≡ヘ(;;;;´Д`)ノ