初の自園100%(七ヶ宿町産100%)の赤ワインを造れるよう臨んだ今シーズンですが、
本日無事に収穫を開始いたしました。
品種、ピノ・ノワール。
赤ワインぶどうにおいて、世の中で一番に栽培が難しい品種といわれます。
成熟にもっていく段階で、皮が薄い&そもそもとてもデリケートな品種のため、
気候変動や雨量にダイレクトに影響し、裂果や腐敗が起きます。
ピンセットで傷んだ粒を抜いたり、できることはしてきた中で、
熟期と思われるところで収穫を開始いたしました。
3年目の超若木でも、これほどの結果が出ました。
クローンによっては、成分分析からも、もうちょっとのところもあるので、追って収穫に向かいます。
これからも色んなワインもシードルを造っていきますが、
畑でのクオリティを一番大切にしながら、
心から身に染みるような品質のワインを造っていきます。